射出成形とは




射出成形とは主に金型という金属の型に加熱して溶かしたプラスチックの材料を流し込んで高圧をかけ冷却して固めることで製品を成形する加工方法です。一度、金型を作ってしまえば同じものが簡単に作れるため、同じ製品を大量に作る場合はこの方法で製造されます。今みなさんの手元にあるパソコンやスマホ等の部品はもちろんのこと、ボールペンやハサミの文房具からペットボトルのキャップ等まで私たちが手にするプラスチック製品の多くがこの射出成形によって作られています。





まず射出成形は射出成型機によって行われます。ペレット状のプラスチックの材料をホッパーと呼ばれる投入口に投入します。投入された材料はシリンダースクリューで加熱し溶かされ、ノズルから金型に注入されます。材料が投入された金型には高い圧力がかけられます。そして金型内部で冷却され固化することで製品が完成します。



これらが射出成形の一連の流れになりますが、そこにはさまざまなノウハウがあります。材料の温度から金型の温度や材料を注入するスピード等の条件が変わることで製品の仕上がりも変わってきます。またそれらは材料が変わることでもまったく違ったものになり、製品に求められる品質を満たすために熟練の技術が要求されます。





射出成形金型とは→





一般的な加工方法とは別に射出成形にもさまざまな加工方法があります。たとえば、二色成形、インサート成形、インモールド成形というものがあります。





■二色成形

二色成形とは異なる2種類の材料を使用し一体に成形する加工方法である。電動ドリル等のグリップ部分は二色成形品が使用されているものが多いです。電動歯ブラシやシェーバーのグリップ等の外観製品も同様に二色成形品が一般的ですが、防水性を高めるためにパッキンを一体化にした製品もあります。




■インサート成形

インサート成形とは金属部品等金型に挿入した状態で成形することで金属部品と一体の成形品が出来上がります。良く使われるのがネジ部品をインサートし二次加工等の工数を削減すること目的に使われることが多いです。




■インモールド成形

インモールド成形とは成形時にフィルムを挿入し、成形品の仕上がり面にフィルムが転写され多様なデザインの成形品に仕上がります。ウッド調やロック調の外観をもつ成形品はこのインモールド成形で加工されているものが一般的です。





このように射出成形品はさまざまなカタチでみなさんのまわりに存在します。視点を変えて身近なプラスチック製品を見て頂くといろんな発見があると思います。





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